一期一会を大切にする、職人 永倉 康男 のゴム屋は、型をつくり材料を入れ高温でプレスする金型成型。様々なゴムを練り上げ素材をつくり適量に小分けし一つ一つ丁寧に型に入れプレスをする。複雑な条件下で出来栄えが変わりそれぞれトライして開けてみないと結果がわからないのに、リサイクルや、やり直しができにくいため失敗が即損失になる、まさに一期一会な機械工業会の茶道的部品業。
人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり 武田 信玄 公の格言を大切にしているだけあり、「うまくできない製品を従業員と協力しうまくできたとき」に喜びを感じると言う。信頼できる人同士の集合体だからこそ顧客から相談を受け、新規の発注をもらえる、それもまた喜びである。
部品業は競合他社が多いため、どうしても価格競争になりがちな業界だが、技術を安売りしたくはない。厳しい環境の中で特徴を持ってアピールすることが課題だ。地元の仲間と、講演会や勉強会などで学んだこと、気づきを得たことを、自社に持ち帰り実践する。その様な取り組みの中で、自社に色々な形で還元できた時にやりがいを感じると言うから、根っからの経営者なのだ。将来的な会社像は、今までの事業プラスα自社商品の開発と後継者ができる会社づくりと目標を掲げ、さらなる高みへ邁進中である。
プライベートでは、漫画や歴史など興味のある知識は入れ続け、今は子供の成長が楽しみ、将来は奥さんと2人での旅行と子供と飲みに行くことも楽しみと、家族思いの物知り博士は、商工会などの地域団体を通じてお祭りや清掃活動を行うなど地域との関わりも大切にしている。
このサイト 『そうか みっけ』は、永倉さんが代表を務める、異業種連携次世代グループ 『草加RINC(リンク)』が主体となり公開することになりました、毎月の例会では、それぞれのブランディングなどを目的とした勉強会、情報交換会、時には懇親会を開催しお互いを高め合っています。現在草加RINCでは、各企業が自社製品や、革新的サービスなどを自らの手で、できる様になろうとしています、今後このサイトなどでも紹介して行くのでお楽しみに!